※この記事の写真は撮影許可をいただいております.※コメントで寄せられた情報によりますと,延長料金の課金の仕方がオープン時と若干変わっている可能性があるそうです.急遽、7月4日の昼に2回目のビーナスへ行き確認してきた所、このレポで示されている料金が7月4日の時点でも正しい事が確認出来ました。
(再追記:7/5)※ただし、当ブログでは常に各店の最新情報を即時反映する事ができません。これは、各店からのご協力が無ければ出来ないことですし、当ブログは非営利目的および個人で運営されております。このお店に限らずオープニング直後数週間程度は料金システムが微調整される事があるので,引き続き入店時に確認をとる事をお勧めします.(追記:7/5)ご隠居生活2発目,札幌市内では今年3つ目の,道内では今年で4つ目,北区では3例目,道内では通算20例目のメイド系が,本日新琴似にオープンしました.
当初はオープニングレポート(OPR)するつもり無かったんだけど,現役時代にヴイヴイやってた頃の癖が抜けきらず,なんか妙に気になっちゃってねぇ...つい(笑)
とりあえず昼時間だけでも行ってみようかと思った訳です.たぶん,札幌市内最速(?)でビーナスの話を書くことになりそうだがw
札幌市北区の麻生は札幌の地下鉄で行ける範囲では最も北にある歓楽街です.すすきのや北24条などを通る地下鉄南北線の終点駅でもあります.
地下鉄の終着駅ということもあって,ほとんどの場合,北24条やすすきのの方へ飲みに行ってしまう方が多いという土地柄もあって,もっと中心部に近い方にすんでいる私にしても,麻生へ行く確かな目的が無ければ普段行かないような場所です.
(ちなみに私はかつて北区の高校に通っていたため,麻生のプレイスポットにはそこそこ詳しいですw)
場所は,前回書いた記事が参考になると思いますので,リンクを再掲しておきます.
【札幌】新琴似に動きあり!?(http://newscrouton.blog.shinobi.jp/Entry/126/)なぜ,そんな麻生にメイドカフェを作ろうと思ったのか?北のメイド系をずっと追いかけてきた身としては,自然に湧いてきた疑問だったのでオーナー(マネージャー?)さんに聞いてみたのです.話を聞くところによれば,ひとつは「麻生地区では誰もまだやってない」ということ.もう一つは「麻生の飲み屋さんは中心部から外れてしまっているため,何か面白いことをやってみようと思った」とのこと.
やはり,麻生地区は日中は人通りも確かにあるんだけど,夜も遅くなってくると人気(ひとけ)が少なくなるというのは経験的に感じているので納得.新琴似は住宅街ですから,地域の方達は確かに飲み歩くことはあるかもしれないけど,普段はすすきのや北24条方面にアプローチをかけて行かないと,中々難しい側面があるということだった.
前置きが長くなってしまうので,残りは総評に譲る事にし,基本情報およびシステム面の話を書こう.
【基本情報】
店 名:コスプレ&カラオケ ラウンジ ビーナス
住 所:札幌市北区新琴似8条1丁目 フロンティア西麻生II 2F
最寄駅:JR札沼線(学園都市線)新琴似駅徒歩4分,地下鉄南北線麻生駅徒歩5分
電 話:011-757-8070
時 間:AM11:30〜AM3:00(時間帯およびプランでシステム料金が違う)
【システム】
※このお店のシステムは,昼と夜で違います.昼はガールズバースタイルのメイドカフェ,夜間はメイドさんが隣に座って接待してくれるタイプのラウンジになります.本ブログが取り扱える区分は,システム・接客方針から考えて事実上の”メイドカフェと言える部分まで”なので,昼時間(〜19:59まで)のお話になります,(昼システム:完全時間制60分〜 延長は30分単位)
スタートは11時30分です.14時59分までの入店が”ランチタイム”のプランにになります.ソフトドリンクが飲み放題,プラス1000円でアルコールも飲み放題になります.延長は30分500円.
ソフトドリンクメニューはそこそこ豊富(17種類から選べる).略称で,コーヒー(アイス/ホット),紅茶(アイス/ホット),ココア,コーラ,オレンジ,グレープフルーツ,パイナップル,ピーチ,マンゴー,トマト,アセロラ,ジンジャエール,メロンソーダ,イチゴソーダ,ブルーハワイ.
アルコールは,
イチゴソーダ
ランチメニュー(フードメニュー)はデザート系が300円〜550円くらい,フードが650円〜900円である.正式名称は端折るが,デザートにはバニラアイス(ぶるーべりーそーす),杏仁豆腐,白玉ぜんざいなどがあり,飯系は,メイプルトースト,エビピラフ,ナポリタン,唐揚げランチ,ジンギスカンランチ,ピザ,オムライスなどがある.私はオムライスをいただくことにした.
お絵描きオムライス(750円)
ちなみにワンフードオーダーの強制はないようだ.
15時になると,料金システムがかわり,60分1600円になります.延長も30分800円になります.ただし,15時より前に入店して,この時間をまたいだ場合は15時以降も30分の延長料金は500円のままです.15時を過ぎるとお菓子盛り(一種のチャームのようなものですかね?)がつきます.これは15時以降に入店した方はもちろん,15時をまたいだ場合にもつきます.
つまり,15時より前に来てのんびりした方がお得ってことですね.
カラオケは1曲200円,ポラは1枚500円(ただしメイドは一人),ご褒美(メイドさんへの”ドリンク”かな?)は300円です.
ちなみに17時を過ぎると,ボックス料金が400円加算されます.これは19時59分までかな.それ以降は夜の時間になり,料金が一気にあがります.
このブログの読者さんは基本的にメイドカフェ専だと思うので,詳しくは取り上げませんが簡単に料金システムだけ.
●時間制飲み放題プラン
女性ドリンク込み
ソフトドリンク・アルコール飲み放題
20:00 21:59 60分3000円
22:00 23:59 60分3500円
24:00 LAST 60分4000円
延長は30分につき2000円.カラオケは1曲200円,TAX(こういった飲み屋に良くある付加料金)が(支払い小計の)10%です.一般に飲み屋さんでのTAXとチャージは別々にとられることが多いですが,このプランでは飲み放題ならTAXだけのようだった.相席する女の子のドリンクは飲み放題料金に込みになっている.
●ボトルキープ制
ボトルキープ制は最初にボトルを選びキープ.(ボトル料金はいろいろあった)あとは,チャージ(ボトルキープがある場合,次回はチャージのみになるのかな?)女のドリンクは別料金らしい.ただしこちらは時間無制限.オープンラストしても女の子がついてくれるお店として考えればリーズナブルであるという.
20時以降の夜間に関して,詳しくは入店時にシステムの説明を受けてください.なお,昼と夜では女の子(メイドさん)が違います.
【内装】
店内は結構広かったです.
私はしばしカウンターでずっとメイドさんとお話をしておりました.さすがに初日で,検索しても私のブログ以外では取り上げられていないってこともあり,半ば貸し切り状態だったので,ゆっくり話し込んでつい2時間も(笑)
お客さんが入ってくるとわからないけど,お客さんが少なければきっとマッタリできるタイプのお店に違いないです.
【接客】
接客方針は基本的にはコミュニケーション型メイドカフェに分類されます.今日の時点ではまだいろいろと未確定な部分もあるようですが,今後様々なメイドカフェのやり方を取り込んで,コミュニケーション型らしい方向性に進んで行くのではないかな?
会話方向は,コミュニケーション型なので当然ながら個人差はありますが・・・私は音楽方面の話と,軽くマンガ,アニメ方面の会話をしました.コアなオタトークがガンガン行けるタイプかどうかは,わかりませんでしたが,コスプレをしているという女の子も居ましたので,話題はそこそこ行けるんじゃないかと.
夜はわかりませんが,昼は在籍6(?くらいかなぁ)とメイドさんが言っていたw
個性はさすがにオープニングでは出てなかったけど,お客さんたちが集まるにつれてコミュニケーション型としての面白みが出てくるんじゃないかと思います.
【今後の展開】
お店はまだスタートしたばかりで多少手探りな方面もあるみたい.オーナーさんは,お店を始めるにあたり,札幌市内のメイド系を一通り回られたそうです.参考までにここのオーナーさんが面白いと思ったお店はロミオクロスジュリエッタだそうです.
お客さんが集まってきたら,ボーリング大会などのイベントも考えているそうで,イベントを中心にコミュニケーション型としてのメイドカフェを盛り上げて行きたいと抱負を語っておられました.とても経営に対して熱意のあるオーナーさんであるとお見受けいたしました.
ポイントカードやホームページは現在準備中とのことです.
【総評】
OPRってことで,とりあえず雑感だけ述べておきます.
どこのお店のOPRでも言ってることなのですが,やはりお客さんたちに知られるまでが大変だと思います.札幌では中心部以外にメイド系を作る事例は,めいど模擬店ReverseMoon(北29条),カフェチェリム(北18条)などありますが,めいど模擬店は平衡状態を保ちつつも凋落傾向がみられたし,カフェチェリムは3ヶ月目にして突然休業...そのまま消えるという運命を辿りました.(チェリムに関しては,原因は内部から崩れたように思います.)
どうしても,札幌メイド系の中心は大通・すすきの地区になってしまうから,麻生という立地は,地下鉄やJRからのアクセスは悪くないにせよ...そこまで足を運んでもらえるかどうか?というのは,お店がいかにコミュニケーション型としてのエンターテイメント性に訴求力を持たせられるか?にかかっていると思います.
事実,固定常連にならないコアなメイドスキー層は,多少遠くても足を運ぶ性質があると思うので,足を運ばせるだけの魅力さえ訴求できれば悪くないでしょう.
問題は平日の日中かなぁ...私はのんびりしてて好きな感じですけどw
お店的にはさみしいよねぇ...
現時点では,ちょっと先が読めないのですが,オーナーのビジョンには”麻生地区”でという意気込みが強く感じられたから,そこに期待ですかね?女の子たちも中々がんばってました.
札幌市内北部の歓楽街に芽生えた新しいメイド系,目が離せませんね.
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