北海道のメイド喫茶「プリムヴェール」、惜しまれつつ閉店。うさ社長に心中を聞く!
http://blog.mediaworks.co.jp/moeoh/2007/12/post_51.htmlあと残すところ3営業日で閉店してしまう、カフェ・プリムヴェール。これまで、全国の有名サイトおよびメイド喫茶ファンが、この1ヶ月半の間に札幌へ駆けつけました。
私も今月に入ってから本当にたくさんの方達とお会いしまして、惜しむ気持ちが痛く伝わってきたものです。
(地元でずっとメイド系の記事を書いてきた私にとっても、札幌が誇るプリムは誇りです。本当に惜しいなぁ。。。)
そんな中、メディアワークス・電撃萌王のブログでも取り上げられる事となった。
閉店に至った3つの複合要因では、メニュー、原油高、雰囲気と客層の点で語られています。
まず、メニュー。これは、現在、札幌で主流となっている「メイドスナック風」との比較に言及する。”メイドスナック風”という表現は、当ブログが独自の解釈によって使っている表現でしたが、しっくり来ますねーと知り合いの全国区でメイド系を巡ってる方に言われました(笑)
営業時間帯がプリムは昼中心、他のお店は夕方から早朝中心となっています。現在、ランチタイムに開いているお店は、プリム(11時〜)、桜っこランチ(11時半〜14時半)のみである。
新年より、札幌は基本的に”夜からメイド”ってことになりますね。
どーしよう、昼型の俺(←本当は夜行性w)
プリムヴェールとしての営業ではお酒を出した過去はありません。
(※備考:昔、夜時間でナイトプリムというのがありましたが、場所を同じくしてお店は全く違うものと基本的にと考えてよい。現在、ナイトプリムは事実上、Day&Night PRIMEとして独立しており、経営上の関係はありません。)
それは、やはり、あくまでも”メイド喫茶であること”というこだわりからだったのでしょう。そして、”メイド喫茶であること”を貫き通したからこそ、メイド喫茶・プリムとして愛され続けたと私は思っています。
次に原油高について、これは少なからず影響があるとは思っていました。間違いなく、この原油高による輸送費用の高騰で、全体的に物価が高くなっています。
次に雰囲気と客層。。。私はここが一番の核心部分だったんじゃないかと思っています。これは、北海道に限ったことではないんですが、一つは”メイド喫茶の一般化”があげられる。
結果的に、メイド喫茶人口が増え、メイド系がビジネスとして確立しました。需要が増えたから、供給が増えた。それが、2004年〜2006年に全国的に見られたメイド喫茶乱立につながりました。
この影響は、北海道も例外ではありません。
2007年の札幌メイド系は比較的平衡状態にありました。だいたいうまく棲み分けられたと考えていました。ただ、割合的には、”お酒が飲めるメイドカフェ”が見た感じ6〜7割に支持されるという形で。
では、うさ社長も言及している”減った常連さまはどこへ行ったのか?”という話。
私が知る限りでは、
・道外のメイド系(関東・中部・関西)に流出
・メイド系そのものへ行かなくなった
・他店へ
など。
純粋に”メイド喫茶”として見た場合、札幌ではプリムのような少数派になってしまったスタイルは、道外では非常に洗練されて進化している面があります。札幌ではややマイノリティに位置づけられてしまったプリムが、もし道外に進出していたら・・・歴史は変わってたかもしれません。
少なくとも、この1ヶ月半の間に飛行機や陸路ですっ飛んできた人たちが少なからずいる事は、決して無視することはできない興味深い事実。
ただし、札幌より喫茶とスナック風のバランスこそはもう少しゆるやかですが、全国的に見ても、純粋なメイド喫茶店は少数派になってきているのが現状です。
ただし、マスコミの功罪がどうのこうの・・・という事は、私自身にも色々と思う事はあるけど、非難するつもりはないです。せめてもう少し、偏見やチャチャを入れずにありのまま・等身大で報じていただければ幸いです(笑)
ま、札幌のマスコミは比較的おとなしいですけど、秋葉原の方はかなり目も当てられない事になっておるようです。。。そのあたりは、本ブログのリンクにある秋葉原のサイト様あたりが、よく取り上げていらっしゃいます。そちらをご覧ください。
なお、週末にプリムアタックを予定されている方へ、私からアドバイス:
・最終日は18時で閉店する
・土日は、開店からの混雑が予想される。
・3人を超える大人数で行くと入りにくいと思われるため、個人〜2名程度で行く事をおすすめする。また、出来れば大勢で行く事は避けてくれると、ファンとしてもより多くの人たちに楽しんでもらえてうれしい。
・土日は1時間制限が発動されていると考えられるため、ポイントカードが貯まっている人は撮れるときにお願いした方が良い。(お目当てのメイドさんがいるかもしれないが、タイミングはちゃんと見計らう必要がある。)
・ポラロイドにメッセージを書いてもらうつもりならば、金曜日がラストチャンス。ただし、夕刻より前に行かなければ混雑して断られる可能性が高い。
・別れを惜しむ気持ちはよくわかるけど、必要以上にスタッフに話しかけるのは出来るだけ避けていただけるとうれしい。
といったところでしょうか?
この週末、悔いを残さず、ラストプリムをお楽しみください。
狂豚調査団からのお願いです。PR