クルトンジャーナルでは、あちこちのメイド系をまわっていて思ったことなんかを書こうかなぁって思ってます。
さて、クルトンジャーナルの第1回目テーマは
「シンプル is ベスト」
これは、シンプルであるメイド系が一番好きだなぁって話です。
時は4年程前にさかのぼる。札幌にはまだカフェ・プリムヴェールしかなかったその頃、僕はメイド喫茶の客となった。
その頃のメイド系といったら、文字通りメイド服を着た女性がごく普通の喫茶店のように接客してくれるお店でしたね。特にメイドさんが話しかけてくれるってこともなくて、たださっとお水とメニュー出してくれて、オーダーとってくれて、持ってきてくれると。
「え?それじゃメイド喫茶のどこが面白いのさ?」
と聞かれるのは、当時はしょっちゅうだった。メイド喫茶を知らない人間にはどうも理解されぬ魑魅魍魎な感じ。ええ、僕はメイドさんがいてくれればそれでよかった人です。
でも、それだけだと・・・実は飽きるはず(笑)人間、変化のないものは次第に魅力が半減していく生き物ですから。
そして僕は特に飽きっぽい性格です。でも、飽きなかったんです。
ま、理由は2つあります。
1つ、すっかり舌と胃袋を奪われました
2つ、気遣いとスマイルにノックアウト
うん、これ・・・たぶんこれ以外ない!(笑)
いや、本当、うまいのよ。コーヒーもスウィーツもフードもね。お店に名物メニューがあるのは大切な要素ですよ。
プリムのオリジナルブレンドコーヒー、これは時々飲みたくなる一品。コーヒーがおいしくないカフェは致命的だと思うわけです。コーヒーへのこだわりは絶対に大切にすべきです。
パフェやBLTサンド、定番だけど昔から変わらないおいしさです。時々食べたくなるし、ちょっとずつ新作や期間限定なんかが出てきて…全く退屈させられない。
プリムが開店した当初はまだ、札幌の雪降りしきる…そう、雪まつりが終わった直後くらい。外は寒いとはいえ、室内はヒーターを利かせてるとだんだん暑くなってくるんです。
なんか、暑いねって・・・上着を1枚脱いだら、それを見てか、メイドさんがすっと動いて温度調整してくれた。
あるすごくのどが渇いていた日、ちょっとお行儀は良くないかもしれないがお水をがぶ飲みしたことがあった。そんなときでも、メイドさんはグラスの様子をみては、お水を注いでくれたり…グラスのサイズ変えてくれたり。
水滴ついてテーブルの上が水浸しになりそうになっても、それに気付いてさっとグラスを変えてテーブル拭いてくれたりね。
その時俺は悟ったんです。
「ああ、僕らをちゃんと見てくれてるんだ・・・」俺は感動したよ、本当に・・・。あの頃まだ大学生だったから、ファーストフード店とかしか縁がなかっただけに…うん、こりゃすげぇと(笑)
メイド喫茶のメイドという存在は、架空の存在を現実化したものである。それゆえ人工的なもの。しかし、それを気遣いとサービス精神によって、文字通り「ご奉仕」されている事を感じることができた。
今はこんなにたくさんレポやら、ニュース書いてるボクも、メイド喫茶へ行こうと思ったきっかけは本当に興味本位からだったのです。
興味本位で「どれ、どんなもんか試してみよう!」って行ったのに・・・こりゃ1本とられたな!って感じだw
そりゃ、もう悔しかったさ!!ギャフン(笑)次にできたマーメイド(2006年閉店)。うん、ここもなかなか良かった。当時のプリムほどキビっとしてはなかったが、明るいお店の雰囲気によくマッチしたやわらかさを持っていた。ちょっぴりホッとさせてくれる感じ、コレだ。
なんだろう、前者がコーヒーやスウィーツを楽しむ文字通りのカフェだとしたら、マーメイドは”カフェめし”を楽しめるサロンのような感じ。
確実に僕の中ではニーズが違ってて、みんなでご飯食べながら、サークルの打ち合わせでもする?って時、マーメイドは大いに役立った。なんか、まとまらない話もまとまっちゃう位。時には、お友達と一緒に定期試験前のお勉強なんかもしてましたよ。ランチタイムが過ぎ、マッタリとした時間にね。
静かで、本当に集中できた。メイドさんもそんな僕らの姿を見て、「がんばってくださいね」とニッコリ笑顔をくれた。なんか凄く頑張れる気がした。
そして勉強がどことなく行き詰ってたところで、当時の店長のお気遣いにより、そっとハーブティーを出してもらったこともありました。とても恐縮しながらも、そのハーブティーを頂くことにし、一息つきました。
不思議なことに解決しちゃったり(笑)
プリムでも・・・昔、知恵の輪が流行ったことがあるのですが、僕は一生懸命解いていた。中々解けなくてねぇ、やっと解けたときに…「よかったね~」っていう感じでニッコリしてくれたのは、心に残るエピソード。
なんでしょ、僕はずいぶんと応援されていたような気になっていました。言葉なんて交わさずとも、伝わる気持ち、温かく通じ合うコミュニケーションがある。
ちょっと気持ちが沈んでる日でも、ホッとさせてくれました。
気づいたら、メイド喫茶に行かずにはいられぬ体になってましたね(笑)ああ、ますますハマってく…抜けられないぃぃ~。
さて、このすんばらしい世界…誰かに伝えたい!時に僕を応援さえしてくれた、メイド達に全力で応援し、力の限りメイド喫茶のファンであろうと誓ったその日、あの「ナチョブログ」が始まったのだ。
僕のハマりどころって・・・シンプルで地味だし、外目ではわからない。それが素晴らしいことと感じることができるのは体験した自分だけ・・・。言語で伝えるのは野暮だなぁって思う位(笑)
だから、聞かないでください。
「メイド喫茶のどこが好きなの?」
「なんでメイド喫茶に行くわけ?」
しいて言えば、「言葉では伝わらぬ何かあたたかいものを求めて」・・・かな?
やっぱ、わかんないや(笑)
自分で体験してください。
【あとがき】
平日はやっぱり本業が忙しくて、なかなか記事書けません。本業終わってから活動してると、どうも記事書く時間がないですね。
せっかく立ち上げたのでもっと頑張りたいな。
そんな感じですが、今後とも応援よろしくお願いします。
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